第一回サービスデザイン研究会2016年6月1日

今年度の本事業によるコンソーシアム第一回研究会は、平成28年6月1日に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催された。コンソーシアムに参画する7社の企業より12名、研究会を運営するKMD・商学研究科・SFC研究所より計6名の教員・研究員、15名程度の学生が参加した。事業責任者である奥出による本コンソーシアムの概要や説明があり、各企業による自己紹介プレゼンテーションも実施した。経済産業省商務情報政策局サービス政策課長の佐々木啓介氏より本事業にむけた期待など挨拶いただいた。

「ウェルビーイングタウン」とは、年長者が健康長寿で元気に暮らし、自由に学び遊び、街の訪問者は自在に街を移動して得難い経験をすることができる、皆の気分が元気になる街を指す。本コンソーシアムではこのようなまちを設計することがゴールであり、今年度は鹿児島県指宿市にある指宿白水館をケースとして捉え、ウェルビーイングリゾートタウンとして、リゾート滞在型スパの基本構想を設計することを目標とする。そこでは具体的にどのようなサービスが実現されるべきなのかデザインし実践するために必要な手法や思考法を月一回の研究会内で講義・議論していくことが話された。